dencopen’s blog

日々の移ろいと時計について綴っていきたいと思います。

ヨーロッパのロハスな生活

東京に住んでバリバリ仕事をしていたとき、時は2004年~2008年頃、雑誌ではやたらとスローライフやロハスといった特集が組まれていました。

大学を卒業し、広告業界に入った私もそんな生活に憧れ、そんな雑誌を手に取り、購入していた一人でした。

全てはタイミングですが、日本を出る決意をして、流れ流れて今、欧州に住んで分かったことは、東京でスローライフを送るのはかなり難しいというか、東京の生活にスローライフは合ってないということ。

日本を出るまで東京が「大きすぎる大都市」であることも知らなかったし、そんな大競争社会でスローに生きるなんて、仕事をしなくてもお金がある人にしか実現不可能。

東京は近くに自然もないから週末に自然を求めて渋滞の中を移動してなんて…ヨーロッパでは考えられない話。

東京には東京にしかない魅力がつまっているのだから、ロハスな生活に憧れる必要なんてなかったんだな、と出てみて客観的に見れるようになるとそう思います。

ヨーロッパでは、古い物を大切にし、お庭をゆっくりと手入れしたり、手入れしたお庭でゆっくりお茶を飲んだり、そういうのが本当のスローライフ。

新しいもの好きで、すぐに買う、捨てる、が当たり前の日本人にはない感覚ですね。それが良い悪いではなく、単純に考え方と文化が違うということです。

ヨーロッパの人は古いものが大好き。直して使うのがとにかく好き。アンティークをアンティークとして好むのではなく、日々の生活の中に昔から普通にあるものなんですよね。

最後にヨーロッパで人気の時計をご紹介します。クラシックなデザインで人気のアメリカンブランド・インガーソルそして、定番人気はやはりスイスウォッチですよね。品質が高いので安心して長く使えるパートナーとなってくれるはずです。